キエフ国立フィルハーモニー交響楽団

f:id:shiho2020:20200102192105j:image
2019.12.28(土)  東京オペラシティ


[出演]
ヴァハン・マルディロシアン(Cond)

イワンナ・プリシュ(Sop)

オリガ・タブリナ(Alt)

オレクサンドル・チュフピロ(Ten)

アンドリー・マスリャコフ(Bar)
f:id:shiho2020:20200102185214j:image

志おん混声合唱団(Cho)

キエフ国立フィルハーモニー交響楽団

 


[曲目]

ロッシーニ:《セヴィリアの理髪師》序曲

モーツァルト:《ドン・ジョヴァンニ》より〈お手をどうぞ〉

プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》より〈私のお父さん〉

グノー:《ファウスト》より 金の子牛の歌

ドニゼッティ:《連隊の娘》より〈ああ友よ、なんと嬉しい日!〉

ヴェルディ:《椿姫》より 乾杯の歌


ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調 op.125「合唱付」

 

 

声楽家のノドを温める為のプログラムなのでは?

と思える第一部でした(笑)。

ごめんなさい。オペラの名作の代表的な所を選んで、ソプラノ、テノールバリトンソリストが歌い上げていました。

全て聴いた事がある歌曲ばかりでした。

 

メインの第九。

コーラスは女性2/3、男性1/3という構成でして(左右にそれぞれ女性1/3、センターに男性)、とても華やかな合唱でした。 

余談ですが、海外のオケは終わったら何も無く撤収するんですよね。

又、中々お客さんが帰らないのに指揮者も呆れていた様でした(笑)。

多くのお客さんはコーラスの方々が撤収するのを待っていたのでした。

 

今回の第九は全部で3本でしたが、そのうち外国のマエストロが2人でした。

海外では滅多に第九の演奏が無いせいか、昔の外国マエストロは第三楽章の前に休憩を取っていました。

第一楽章から第四楽章までを1つの作品だと思っている者としては、緊張感が途切れてしまうのに違和感を感じていました。

が、最近の外国マエストロは、最後まで緊張感を維持してくれるのでよかったです。

逆に楽器の構成が新鮮で(深く理解出来る耳は無いのですが)、楽しみです。