2019.12.28(土) 東京オペラシティー
[出演]
ヴァハン・マルディロシアン(Cond)
イワンナ・プリシュ(Sop)
オリガ・タブリナ(Alt)
オレクサンドル・チュフピロ(Ten)
アンドリー・マスリャコフ(Bar)
志おん混声合唱団(Cho)
[曲目]
プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》より〈私のお父さん〉
グノー:《ファウスト》より 金の子牛の歌
ドニゼッティ:《連隊の娘》より〈ああ友よ、なんと嬉しい日!〉
ヴェルディ:《椿姫》より 乾杯の歌
声楽家のノドを温める為のプログラムなのでは?
と思える第一部でした(笑)。
ごめんなさい。オペラの名作の代表的な所を選んで、ソプラノ、テノール、バリトンのソリストが歌い上げていました。
全て聴いた事がある歌曲ばかりでした。
メインの第九。
コーラスは女性2/3、男性1/3という構成でして(左右にそれぞれ女性1/3、センターに男性)、とても華やかな合唱でした。
余談ですが、海外のオケは終わったら何も無く撤収するんですよね。
又、中々お客さんが帰らないのに指揮者も呆れていた様でした(笑)。
多くのお客さんはコーラスの方々が撤収するのを待っていたのでした。
今回の第九は全部で3本でしたが、そのうち外国のマエストロが2人でした。
海外では滅多に第九の演奏が無いせいか、昔の外国マエストロは第三楽章の前に休憩を取っていました。
第一楽章から第四楽章までを1つの作品だと思っている者としては、緊張感が途切れてしまうのに違和感を感じていました。
が、最近の外国マエストロは、最後まで緊張感を維持してくれるのでよかったです。
逆に楽器の構成が新鮮で(深く理解出来る耳は無いのですが)、楽しみです。