昨日、新橋演舞場へ『流白浪燦星(ルパン三世)』を観劇に行きました。
《あのルパン三世が新作歌舞伎に!》
人気漫画家モンキー・パンチの原作により、これまで漫画、テレビアニメを筆頭にさまざまなメディアミックスで人気を誇る「ルパン三世」シリーズ。日本を代表する国民的作品がいよいよ待望の新作歌舞伎として上演が決定しました。オリジナルストーリーとなる本作は、石川五右衛門が実在した安土桃山時代に時代を設定し、歌舞伎ならではの演出や技法によりルパンたちの活躍をダイナミックに描きます。
時は安土桃山時代。大泥棒・ルパン三世とその仲間の次元大介は、“卑弥呼の金印”という国宝級のお宝を狙っています。金印の封印を解くには雄龍丸と雌龍丸という2本の宝剣が必要で、金印と宝剣がそろった暁には世を統べる力を手にできると伝えられています。しかし雌龍丸は大盗賊として名を轟かせる石川五右衛門の手の中。五右衛門も同じく卑弥呼の金印を狙っていたのでした。ルパンが惚れる峰不二子も何か事情を知る様子。さらに天下をおさめる真柴久吉も金印を探しているようで、ルパンの因縁のライバル・銭形警部もルパンと五右衛門らを追っています。一つのお宝を巡る争いの結末は…(HPより)
平日なのにほぼ満席で、注目されているのかな…、なんて思ったり…。
又、初めての歌舞伎のお客さんも沢山いたみたい(笑)。
桃山時代の石川五右衛門は釜茹でにされたのですが…。
石川五右衛門といえば南禅寺の名場面が有名ですが、
勿論、拝見出来ました。
アニメで今の五右衛門が、この場面を観て涙を流したそうです(イヤホンガイドより)。
斬鉄剣の成り立ちも見ることが出来た(笑)。
他にもアニメや映画などの場面が多々。
又、歌舞伎の名場面も多々(パロディ)。
それから今のロボットやアフターコロナなども、なにげ出していましたね(笑)。
あと、ルパンの愛之助さんが、なんとなく見覚えのある本を見ながら
「歌舞伎座で中村獅童が出てるんだ!」と言うと次元が、
「オレは…初音ミクのファンなんだ」と、恥ずかしそうに言っていた。
次元役は笑三郎さんだったのですが、
笑三郎さんといえば、いつもですと美人女形ですから、
ダンディな次元とは意外でした。
でも愛之助さんのインタビューでは、次元は笑三郎さんと決めていたそうです。
アンコールでは、白波五人男の様な(銭形警部も)セリフ回しがカッコイイ。
愛之助さんのルパン節は完璧で、
山田さんや栗貫さんを彷彿する感がありました。
それとルパンの刀はサーベルでした。
又目には出来ませんでしたが(笑)、
アニメでルパンが不二子に、シマシマトランクスで迫るシーンがありますけど、
愛之助さんの衣装も、青いシマシマ柄の褌だそうです(笑)。
席は一番上座側だったのですが、上手い具合にセンターを観ることが出来ました。
同じ列の方々、全て同じお弁当。
同じ所からチケットを頼んだのでしょう(笑)。
そして最後には、天井から大判小判がザクザク!
カネオくん状態でした(笑)。