塩田千春展『魂がふるえる』



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塩田千春展『魂がふるえる』に行きました。

27日が最終日だったのですが、

26日(土)の仕事終わりに行きました。

会場はほぼ撮影可でした。

そこで私もパチリと…。

 

 


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入るとそこは赤い森。

 

"森"の正体は…
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壁から細めの紐が出ていて床や対面の壁へ、強めに張ってありました。

 

赤い森に入ったら作品の大きさのせいか、

自分が小さくなって"どこかの"組織 の中を歩いている様です。

 

 


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平面の作品も有りました。

壁のストライプに合わせて、顔にもストライプのメークが…。

 

小さい立体の作品。
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赤い糸をからめて作品を構築しています。

 


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ミニチュアが無造作さに陳列されていて、

同じ部屋にこの様な作品が…。
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今、思うと"臓物"だったのかなと感じました。

又、細いビニールチューブに赤い液体が流れる映像作品が有ったのですが、献血をしている者にはあまり響かなかったです。

 

まァ、多くの方が気付いているのでしょうが、人体をテーマに作品構築されている様です。

入口に有った"赤い森"は、体内の筋肉の中なのかな…なんて(笑)。

 

 

では"脳"は…
f:id:shiho2020:20191102061026j:image"黒い森"です。

"赤い森"と違い、黒い紐が霧の様に漂っているイメージでした。多くの椅子は記憶のピースかな?

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f:id:shiho2020:20191102061844j:imageこちらは"大切な記憶"?

 

 


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アンティークなトランクが赤いロープで吊られている作品です。ゴトゴトと動く様になっていてトランクが空を飛んで行く様でした。

題名は『集積ー目的地を求めて』でした。


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作品の裏からもパチリ。

この作品を観て、昔の絵巻物に米俵が飛んで行く作品を思い出しました。

それから、前に現代美術館で開催された

吉岡徳仁展』を思い出した。

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/147/

吉岡さんは“陽”で塩田さんは“陰”かな(“善し悪し”では無く作品のイメージからの印象です)。

又、森美で開催された『小谷元彦展』も連想されました。

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今回の展覧会は大盛況だった様ですが、

分かる様に思いました。

年パスも記念の物に!
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