10/19は写経がありました。
夏休み(七月、八月)に加え、六月、九月は個人的に休んだので、5ヶ月振りの写経でした。
先日の台風について、参加者に聞いた後、和尚さんのお話をされました。
参加された方々やご家族の方の中に、避難された方が多くいらっしゃいました。
小学校へ避難された方の話では、かなりの人達が避難していたそうです。
又、お寺では奥さん、お母さんがお嬢さんの家に避難したそうです。
和尚さんが怖々、窓から夜の外を見たら、全く灯りが見えない。
そこで本堂に灯りをつけて、ご近所の力になればと考えたそうです。和尚さんらしい(笑)。
台風一過の翌朝、ご近所の方から本堂に灯りが灯っていて心強かったと言われたそうです。
その前の台風は風が強く、お寺の大銀杏がどうなるか気を揉んだそうです。
なので大風が去った翌朝、無事だった大銀杏を見た時は思わず抱きついたとか(笑)。
でも植木屋さんに聞いたところ、120年位のイチョウはまだまだ若木だから倒れることは無いそうです。
又、イチョウの隣りの鐘つき堂の下までイチョウの根が張っていて、もしかしたら鐘つき堂が重しになっているのかもしれない、とも言われたとか…。
鐘つき堂の鐘はとても重くて、鐘がある事で鐘つき堂が落ち着いて建っていられる。
鐘つき堂は大銀杏の根の上に建っていて、大銀杏が倒れることを防いでいる。
逆に、鐘つき堂は大銀杏が守ってくれるお陰で大風の中も飛ばされることは無かった。
お互い持ちつ持たれつの関係で、助けられている。
との事でした。
人間社会でも同じで、知らないところで人を助けたり助けられていりするのでは…。
と、〆られていました。